Logic Pro X + VOCALOID 3 Editor 初心者からのステップアップ for Mac サポートページ
このページは、書籍『Logic Pro X + VOCALOID3 Editor 初心者からのステップアップ for Mac』の購入者を対象としたページです。書籍で使用する各ファイルをダウンロードできるほか、ファイルを使用する際の補足情報なども掲載しています。
【ファイルのダウンロード1】
ダウンロードしたら、My_Song.zipをダブルクリックして開きます。ファイルを開くと「My Song」というフォルダができ、その中に本書で必要となる各ファイルやチュートリアル曲の制作サンプルなどが入っています。「My Song」フォルダはどこに配置してもかまいませんが、デスクトップに配置すると、本書のチュートリアルで示したフォルダ構成と同じになります。
【Logicのファイルを開くときの注意】
Logicのファイル(拡張子:.logicx)を開くと、次のようなウィンドウが表示されます。ボーカロイドの音声ファイルの参照先が不明となっているので、その参照先を指定します。(Logicのファイルには、音声データ本体は含まれず、音声ファイルの参照情報だけが保存されています。)
[場所を指定]を押すと、ファイルを開くウィンドウが表示されるので、ファイルを指定します。"(ファイル名)"はどこにありますか?と尋ねられているファイル名のファイルを指定します。以下のフォルダに、ボーカロイドの音声ファイルが入っています。
My Song/VOCALOID/(ファイル名).wav
ファイルを選択して[開く]を押すと、音声ファイルの参照先がそのファイルに変更されます。
参照先の指定が終わると、Logicのファイルが開きます。ファイルが正しく再生されているようであれば、そのファイルを上書き保存するとよいでしょう。音声ファイルの参照先が変更され、次回開くときには、アラートの表示がなくなります。
【VOCALOID3 Editorのファイルを開くときの注意】
VOCALOID3 Editorのファイル(拡張子:.vsqx)を開いたときに、次のようなウィンドウが表示さ
れるときがあります。そのまま[OK]を押してください。
この表示は、vsqxファイルで指定されている歌声ライブラリがインストールされていないときに表示されるもので、[OK]を押すと、インストールされていない歌声ライブラリのパートが[変更後のシンガー名]に記載されている歌声ライブラリへと自動的に差し替えられます。
(V3 Editor起動後に、[変更後のシンガー名]以外の歌声ライブラリに差し替えることもできます。)
【ファイルのダウンロード2】
Logicのファイルは、参照している音声ファイルをファイル内に含めることもできます。こちらのファイルは、その形式で保存したファイルです。ファイルサイズは大きいですが、音声ファイルの参照先を再設定することなく開くことができます。再設定の方法がよくわからない
ときは、こちらをお試しください。
また、本書のチュートリアルでは、Logic Pro Xに付属する「追加コンテンツ」(音源や音声素材で使用する追加音声ファイル)をすべて使用します。ハードディスクの容量が足りないなどの都合ですべての追加コンテンツをインストールできない場合も、こちらのファイルをご利用ください。
▼Song1_3(フォルダ):各種音声ファイルを含むLogicファイル。
Song1a.logicx:【Song1】のLogicファイル。
Song2a.logicx:【Song2】のLogicファイル。
Song3a.logicx:【Song3】のLogicファイル。
【My_Song.zipの各ファイルの説明】
以下、My Song.zipに含まれる各フォルダ・ファイルを説明します。
My Song(フォルダ):Logic 関連のファイル。
_initial_es1.pst:Logicのプラグイン音源「ES1」用の設定ファイル。
8-7「パッド(ES1)音色作りの準備」と8-11「効果音(ES1)音色作り2」で使用します。
Song1.logicx:【Song1】のLogicファイル。
Song2.logicx:【Song2】のLogicファイル。
Song3.logicx:【Song3】のLogicファイル。
Song3.mid:Song3.logicxから出力されたV3 Editor取り込み用のSMFファイル。
Song3.wav:Song3.logicxから出力されたV3 Editor取り込み用の伴奏WAVファイル。
template.logicx:本書の全チュートリアル曲で使用するテンプレート用のLogicファイル。
5-1-1「テンプレートの設定」で使用します。
お読みください.txt:各ファイルの説明。
▼VOCALOID(フォルダ):ボーカロイド関連のファイル。
Song1_01_Vocal.wav:【Song1】の歌唱WAVファイル。
Song1.vsqxから出力されたインターネット社の歌声ライブラリ「Megupoid Native V3」による音声。【Song2】でも使用します。
Song1.vsqx:【Song1】のV3 Editorファイル。【Song2】でも使用します。
Song3_01_Vocal.wav:【Song3】の歌唱WAVファイル(メインボーカル)。Song3.vsqxから出力されたAHS社の歌声ライブラリ
「結月ゆかり」による音声。
Song3_02_Chorus1.wav:【Song3】の歌唱WAVファイル(コーラス1)。Song3.vsqxから出力された「結月ゆかり」による音声。
Song3_03_Chorus2.wav:【Song3】の歌唱WAVファイル(コーラス2)。Song3.vsqxから出力された「結月ゆかり」による音声。
Song3.vsqx:【Song3】のV3 Editorファイル。
▼サンプル(フォルダ):筆者によるチュートリアル曲のサンプル演奏動画。
Song1_3.mp4:【Song1】【Song2】【Song3】の再生画面をキャプチャーしたものです。
▼楽譜PDF(フォルダ):Song1~3.logicxから出力された楽譜PDF。
Song1.pdf:【Song1】の楽譜PDFファイル。
Song2.pdf:【Song2】の楽譜PDFファイル。
Song3.pdf:【Song3】の楽譜PDFファイル。
▼付録(フォルダ):本書内での説明のために作成した各種ファイル。
本書の関連記述を参照しながら、ファイルを再生して音を聴いてみてください。
各ファイル名は「章-節(-項)見出し名」になっています。
8-13-1音色の奇妙さ.logicx
8-13-2倍音.logicx
11-3ベロシティ調整の考え方.logicx
12-5ピッチ変化のモデル.vsqx
12-6ボーカロイドに肉体を与える.vsqx
14-4~6VOCALOID3 Editorを探求する.vsqx
15-4-4グルーブテンプレート.logicx
17-3-2音符の長さ~3音の長さ.logicx